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  犬の病気辞典  

皮膚の病気 1
フケが出る 疥癬症皮膚糸状菌症アナフィラキシー(過敏症)アレルギー性皮膚炎皮膚腫瘍肛門嚢膿腫(肛門嚢炎)
体を掻く 疥癬症アナフィラキシー(過敏症)細菌性皮膚感染症シラミノミ毛包虫症ノミアレルギー性皮膚炎咬み傷・刺し傷
その他 じんましんいぼカンジタ症火傷(やけど)去勢・避妊手術による皮膚炎犬小胞子菌症
脱毛症脂漏症膿皮症白癬アトピー性皮膚炎食物性アレルギー接触性アレルギー

疥癬症

 

症状と原因
   

ひじや耳、おなか、かかとなどに発症しやすいです。始めは赤く膨らんでいるだけですが、痒いために犬がかくので傷ができます。出血してその傷口から細菌感染して二次感染し、脱毛も起こります。ダニの一種であるイヌセンコウヒゼンダニが皮膚に寄生して起きる皮膚病です。

  治療・対処方法
   

全身の毛を刈って、薬用シャンプーやダニを殺す薬で薬浴させます。痒みがひどい場合は痒みを抑える抗ヒスタミン剤なども与えます。

       
皮膚糸状菌症
症状と原因  
    犬小胞子菌などのカビが毛や爪、皮膚に感染したものです。かさかさしたフケが出たり、円く毛が抜けたり、膿疱や水疱が広がるなどの症状が出ます。人(特に 10歳以下の子供) に感染することもあります。
  治療・対処方法
    抗真菌剤の内服と外用を行います。可能であれば、病変部の毛を刈って、抗真菌作用のあるシャンプーで洗います。再発予防のために、周囲の環境の掃除、消毒を行うのが理想的です。
       
アナフィラキシー(過敏症)
  症状と原因  
   

顔、唇、眼瞼が急激に腫れあがり、重度の症状では顔全体が膨れているようにさえ見えるときがあります。また,かゆみのため体をかきむしるような動作を頻繁に行うようになるのも特徴の一つです。 何らかのアレルゲンを原因とするアレルギー反応で、その原因は様々です。

  治療・対処方法  
    軽症の場合はそのまま治癒に向かうことも多いのですが、アレルギーの原因究明のためにも獣医師の診察を受けることが必要です。
       
アレルギー性皮膚炎
症状と原因  
   

免疫機能不全のため起きます。ほこりやダニなど、普通は反応しないものに対して過剰に免疫システムが働いてしまう結果、体に害をおよぼしてしまうのです。皮膚に赤いボツボツが出来たり、赤く腫れます。強いかゆみがあるため、犬はひっかいたり、なめたり、かんだりします。

  治療・対処方法
    獣医師の診察を受け、何が過敏症の原因となっているのかを究明する必要があります。治療よりは,過敏症の原因物質の除去による予防の方が効果的な疾患です。
皮膚腫瘍

 

症状と原因
   

紫外線・放射線・化学的発癌物質・ウィルス・遺伝性・免疫不全等があげられています。皮膚の盛り上がり等、普段は無いはずのしこりが発生します。発生部位によって食欲不振や、歩行困難など様々な症状が現れます。

  治療・対処方法
   

外科的切除が一般的で切除が不可能な場合、又は切除を行ったあと、抗癌剤による内科療法などを併用することもあります。その他、レーザー療法・凍結療法・放射線療法・免疫療法やホルモン療法などもあります。

       
肛門嚢膿腫(肛門嚢炎)  
症状と原因  
    肛門周囲を舐めたり噛んだり、肛門を地面や床に擦り付けて歩く独特の動作をしたり自分の尾を追いかけてグルグル回る動作をしたりします。肛門括約筋などの筋肉の緊張力が低下しやすい小型犬や肥満犬でよく見られます。慢性的な軟便、または下痢を起こしていて肛門周囲が汚染されている子で起こりやすいとされています。
  治療・対処方法
    皮膚に穴が開いたり膿が出ている場合には、抗生物質での治療や消毒が必要です。予防としては定期的に肛門嚢をしぼってあげるのが良いです。 早期の段階で獣医師の診察を受け適切な処置を行えば比較的容易に治癒します。しかし、そのまま放置して症状が進行してしまうと、手術などが必要になる場合もあります。
       
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