| Q 犬の視力は?色はどれくらい認識できる? |
| A 視力は比較的良く、色もかなり認識しているようです。 |
犬は比較的視力が良いようです。近づいてくる物に対して最初に反応するのは嗅覚でしょうが、そうと言って視力が悪いわけではありません。アジリティなどで犬がしているような機敏な動きや、小さな虫を追う事ができる事を考えると個体差はあるでしょうが、人の視力で 1.0以上はありそうです。もちろん測る事はできませんが・・・
色については、以前は「モノクロにしか見えない」という説がありました。これは、犬の目の細胞を調べた研究で、色彩を認識する働きをもつ細胞が少なかったらと思われます。しかし、今はある程度の色を認識しているという考え方が有力です。少なくとも光の3原色(赤、青、緑)は認識しているようです。 |
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| Q 視界はどんなふうに見えている? |
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| A やや近視気味で250〜270度の範囲が見える(らしいです) |
| 一般に、人よりもやや近視気味(近くに焦点が合いやすい)と言われていますが、犬も人と同じでそれぞれ違うでしょう。見えている範囲はというと、250〜270度くらいといわれています。一般的に動物を襲う捕食動物では狭く(猫では280度)、襲われる側の被捕食動物は広い(馬では350〜360度にも!)傾向がありますが、犬は捕食動物なので狭いようです。ただし、犬種によって差があり、牧羊犬やレースをする犬、警察犬、軍用犬などは他の犬種よりやや前よりで視界が狭くなっているようです。なお、視界が狭いほど視力は良いと考えられます。
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| Q 人と犬の目の構造は違っている? |
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| A 犬は下まつげがない、暗くても見えやすいなどの特徴もあります |
人と犬の目の構造には3つの違いがあります。まず、犬にあって人にないものとして、瞬膜と瞬膜腺、それにタペタムがあります。次に人にあって犬にないものとして下まつげがあります。犬は上まぶたにしかまつげがありません。
瞬膜とは目頭の深いところにある膜のことです。普段は外から見えませんが、体調が悪くなると少し見えたり、チェリーアイといってこの膜のなかにある瞬膜腺が飛び出してしまう病気もあります。瞬膜腺は涙を分泌する腺のひとつで、犬は涙腺と瞬膜腺から半分ずつぐらいの割合で涙を分泌します。
一方、タペタムとは暗いところでも周りが見えるにする仕組みです。これについては、後半でまめ知識として紹介します。そのほかの構造は人も共通です。 |
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| Q ブルーベリーは犬の目にも効く? |
| A 人と同じように効くと考えられます。 |
| ブルーベリーの効果は科学的に証明されていて、皮に含まれるアントシアニンという色素が網膜の神経伝達の速度をよくすることがわかっています。犬も人も網膜や視神経の構造は同じですから、犬にも効果があると思われます。 |
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| Q 目の色は何によって決まる? |
| A メラニン色素の量や分布が関係 |
| 目の色は実際には虹彩(上図参照)の色ということになりますが、これは皮膚や被毛と同じでメラニン色素の量や分布によって決まります。犬の虹彩には茶色っぽい、黄色っぽい、青っぽい、白っぽいなど様々な色がありますが、人と同じように寒い地方の犬種はメラニン色素が少ないため薄い色、暑い地方の犬種は濃い色と言う傾向があります。 |
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| ● 犬のまめ知識1 |
| 暗いところでも良く見える秘密は? |
人も犬も、外界からの光刺激を網膜に映し出し、それを視神経にから脳に伝える仕組みは同じです。しかし、人は暗いところではほとんど見えなくなるのに対し、犬は大半が見えています。これは犬の目にはタペタムという光を反射する構造があるためです。
タペタムは網膜の後ろにあり、薄い膜状をしています。タペタムがないところでは、光刺激は網膜の視神経細胞に取り込まれます。これに対し、タペタムがあるところでは、光刺激は反射され、増幅され視神経細胞に取り込まれます。少ない光でも感知できるこの仕組みは、多くの野生動物や猫にも備わっていて、猫などが暗いところで目が光って見えるのはタペタムがあるためです。
犬のタペタムは、眼球の下半分に集中して分布しています。これは、犬にとっては暗いところでも小動物などがいる地面(下)を見ることが重要だったために、上からの光でなく、下からの光に反応するためと考えられています。 |
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