| イビザン・ハウンド |
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被毛・毛色 |
フォーン、レッド、白、レッド&白。
被毛には短毛のショートヘアードタイプと、2.5〜4.5cmほどの長毛のワイヤーヘアードタイプがあり、両方とも硬い毛質となっています。 |
| 原産地 |
| スペイン |
| 体高 |
♂ 59.7〜69.8cm
♀ 57.1〜66.0cm |
| 体重 |
♂ 22.7kg
♀ 20.4kg |
| 分 類 |
ハウンド(AKC)
ハウンド(KC)
第5グループ(JKC) |
| ルーツ |
グレー・ハウンドの直系にあたる古い犬種で「立耳のグレー・ハウンド」の異名を持っています。
紀元前3400年頃の古代エジプトで獣猟犬として飼育されていたと考えられています。
エジプトでは犬は「死者の守り神」として神格化されており、各王朝の遺物に犬の彫刻が見られ、ファラオの墓や柩には必ず犬の像が描かれています。
古代エジプトでガルゴと呼ばれていた立ち耳の犬が、エジプシャン・ハウンドの始祖です。
エジプシャン・ハウンドの末裔にあたる犬の代表的なものがマルタ島に渡って古代エジプト犬の形質を現代まで伝えるファラオ・ハウンドと、バレアレス諸島イビサ島に渡ったイビザン・ハウンドです。
エジプトが古代文明の遺跡として注目された時には、これらの犬はエジプトではすでに絶滅して、遺跡で見られる犬の遺物はジャッカルがモデルと考えられていました。
ガルゴがイビサ島に至る経緯については確かな記録が残っていません。
島の発見者でもあり、海洋商人でもあったフェニキア人が船で持ち込んだと考えるのが一般的です。ローマ人のエジプト侵攻と、ローマ人によるイビサ島支配は、この犬種の移動に無関係では無さそうです。
イビサ島はその後、支配者が目まぐるしく替わりましたが、孤立した島の厳しい環境がイビザン・ハウンドをほぼガルゴに近い形で現在まで存続させたと言われてます。
厳しい自然環境は強い個体だけを残し、他を淘汰していきました。
自身のためにも人間のためにも、食糧を得る事が得意な個体(猟犬としての適性)だけが人為的に残されていきました。
つまり、この犬種の存続にとって理想的なブリーデイングが行なわれたのです。
スペイン本土に渡ったイビザン・ハウンドは銃猟犬として使われ、特にウサギ追いを得意とした他、鳥猟でも活躍しました。
1956年にアメリカに渡り、1976年AKCに公認されています。 |
| 性格・特徴 |
イビザン・ハウンドは、昼夜を問わず使用できる猟犬です。サイト・ハウンドであるが優れた嗅覚と聴覚により、獲物を見つけ出し、機敏な動きで獲物を素早く捕えます。獲物を追いつめた最終段階にしか吠えず、複数の犬と行動する時にこの犬の能力は倍加されます。
大型の獣猟にも能力を発揮し、優れた回収犬としても知られています。
琥珀色の目が神秘的な気品あるサイト・ハウンドでスムースヘアードの他、ワイアーヘアード、ロングヘアードがあります。
イビザン・ハウンドの跳躍力は特筆すべきものがあり、立っている状態から高所に跳び上がる事ができます。
イビザン・ハウンドは現在も古代エジプシャン・ハウンドの姿を留めていて、猟性能に優れ、忍耐力の豊かな情愛深い犬種として知られています。 |