セーブル、フォーン、レッド、黒&タン。 被毛は適度な長さの下毛と、硬くてやや長めの上毛の二層構造です。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは南ウェールズの農家に必要不可欠な牧畜犬でした。 この犬種は牛を誘導する際、牛の蹴りをよけながら脚に咬み付いたりして、要領よく牛を管理することを得意とし、時には羊やウェルシュ・ポニーの群れの管理も任されていました。 この犬種はかなり古い時代からいたといわれていますが、その起源を立証することはとても難しく、11世紀に書かれた本の中に、ウェールズの牧畜犬が描写されているのが唯一の証拠のようなものとなっています。 ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、ウェルシュ・コーギー・カーディガンと同じような歴史を持っていますが、もともとウェールズのペンブロークシャー地方で飼われていました。 ドッグショーが盛んに開催されている時期にも、ペンブロークはショーとは無縁の牧畜犬として働いていました。 ペンブロークのクラブが作られ、ショーに出されるようになったのは1926年なってからの事です。 当時、ショーに参加したペンブロークのほとんどは農家から参加した犬たちで、人々の注目を集めるような華やかさはありませんでしたが、その後この犬種に目をつけた繁殖家たちはこの犬種の外貌のよさを向上させるために交配を繰り返し、結果的に人気の上昇に結びついていきました。 ペンブロークはカーディガンよりも小型で、キツネのような鋭い顔つきをしており、尾が短いことが特徴的ですが、当初同犬種とみなされていたペンブロークとカーディガンは、その違いがショーでの審査でトラブルの種となり、1934年にようやく別々の犬種とされることになります。 ペンブロークの人気はあまり芳しくありませんでしたが、ジョージ6世とエリザベス女王2世に寵愛されたことから人気に火がつきました。 1960年代には世界中でもっとも人気のあるペットとなり、特にイギリスでは熱狂的な人気犬種として扱われました。 現在では安定した人気ぶりで、人々から伴侶犬として愛されています。