| パグ |
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被毛・毛色 |
アプリコット、フォーン、黒。
比較的細めで滑らかな短毛で覆われています。 |
| 原産地 |
| 中国 |
| 体高 |
♂ 25.0〜28.0cm
♀ 25.0〜28.0cm |
| 体重 |
♂ 6.4〜8.2kg
♀ 6.4〜8.2kg |
| 分 類 |
トイ(AKC)
トイ(KC)
第9グループ(JKC) |
| ルーツ |
パグは紀元前400年以前から存在が確認されている極めて古い犬種です。
当時の中国王室で飼育されていたローツと呼ばれた犬がパグの原型になったと考えられ、古代の中国絵画によって検証する事ができます。
ローツとペキニーズとの決定的な類似性によってもパグの起源は中国であると考える事が妥当で、さらなる祖先は極東のマスティフが小型化したもので、チベットのスパニエルの影響もあると推定できます。
パグは早くから極東と交易のあったオランダ(東印度会社)を介して中国からヨーロッパに渡ったと言うのが定説になっています。
オランダ王室とパグとの関係は特に密接で、パグは王室でブリーディングされ、王家のシンボルともなっていました。
王の肖像画にはパグが描き込まれ、墓標にまで登場します。
イギリスヘはオランダを経由して渡ったため、イギリスで「ダッチ・ドッグ」と呼ばれていた時期があり、パグがオランダ原産の犬と信じられていました。
イギリスでも、ウイリアム3世以降、ビクトリア女王までパグは王室や貴族社会でもてはやされ貴婦人達の人気を得ました。
狩猟犬を見慣れたヨーロッパの人々にとってパグは特異な犬種であった事は間違いなく、キング・チャールズ・スパニエルなどイギリス在来の犬種の吻の長さに影響を与え、ヨーロッパで短吻犬種が流行するきっかけを作りました。
パグの犬種名の由来については諸説あり、頭部が握りこぶしに似ている、斧に似ているなどのラテン語説や、1700年代にペットとして人気があった「パグ」と言うキヌザルの顔に似ていたために「パグ・ドッグ」と呼ばれるようになった説などがあります。
パグはドイツでモプス(しかめ演)と呼ばれ、オランダでモプスフンド、フランスではカーリン(パグを愛好した俳優の名)との愛称をもちます。
アメリカでは1885年に公認され「小さな体に大きな中身」と言う表現で紹介され多くのファンをもっています。 |
| 性格・特徴 |
パグはマスティフの影響が濃く残る典型的な中国原産犬で、頭部が大きく、口吻は短く、巻尾です。
しわくちゃな顔、つぶれた鼻、がっしりした体、飛び出したような瞳とどれをとってもアンバランスで奇妙な風貌で、常に何かを悩んでいる顔つきです。
パグの顔面の構造は人に近く、顔の表情の変化で人と会話できるとまで愛好家はいいます。
イビキをかくのも人と同じで、近年肥満傾向にあるのも現代人と同じです。
性格は穏やかで攻撃的になる事はなく、主人に非常に忠実です。
小型、短毛である事から飼育には手間がかかりませんが、寒さや暑さには弱いです。
眼が大きく突出しているため、散歩時に小枝などで怪我をする事が多く注意が必要です。
他の犬種には見られない独特の風貌が楽しく、人を喜ばせるのが使命のような家庭犬ですが、嫉妬心が強く頑固と言う評価も定着していて、典型的なワンホーム・ワンドッグと言われます。 |