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犬の図鑑

ジャイアント・シュナウザー

ジャイアント・シュナウザーの図鑑
被毛・毛色
ソルト&ペッパー、黒。
柔らかい下毛と、硬く、針金のような上毛との二層構造の被毛で覆われています。
原産地
ドイツ
体高
♂ 64.8〜69.9cm
♀ 59.7〜64.8cm
体重
♂ 29.0〜41.0kg
♀ 29.0〜41.0kg
分類
ワーキング(AKC)
バストラル(KC)
第2グループ(JKC)
ルーツ
シュナウザーと呼ばれる犬種は、ジャイアント、スタンダード、ミニチュアとサイズによって3分類されます。
この内、スタンダードが最も古く、他の2種はスタンダードを改良した犬種です。
新犬種の開発育成の歴史のなかで、ドイツ人が果した役割はきわめて大きいです。
シュナウザー犬種の例では、サイズが明らかに異なる3犬種がそれぞれ別の系統から出発しながら結果的には同一タイブの基準に基づく犬として固定されています。
しかも、これらの犬種の肉体的、骨格的な完成度、能力的、精神的な発達が高いレベルで結実されている事は驚きに値します。
牧畜が盛んであったドイツ及びその隣接地域では、家畜の集団を市場に運ぶ重要な仕事があり、当時のシュナウザーはドイツの牧場で羊の番犬として活躍していましたが、市場まで家畜を追い立てる護衛犬としてはサイズに不満がありました。
家畜の運搬を業とする家畜商人は大きいシュナウザーを切望したのです。
牧場で活躍していたシュナウザーに複数の牧羊犬、グレート・デンなどを交配し、スタンダード・シュナウザーが徐々に大型化されました。
家畜追い犬としては定評のあったブービェ・デ・フランドールの血も混入されてジャイアント・シュナウザーの原型ができました。
ジャイアント・シュナウザーは高度の作業能力を有し、バイエルン地方を中心に今世紀初めまで家畜追い犬として活躍しています。
その後ジャイアント・シュナウザーは家畜追い犬から工場の番犬や護衛犬として活路を見い出す事になります。
ジャイアントシュナウザーは当時「ミュンヘンの犬」と呼ばれていました。
下顎のひげ「シュナウツ」が犬名の由来となっています。
特徴
力強さと機敏性を兼ね備え、強靭かつ、むだのない体は横から見ると正方形に近い形をしています。
自由な足の運びにはどこか威厳があり、しっかりと大地を踏みしめながら進みます。
柔らかい下毛と、硬く、針金のような上毛との二層構造の被毛で覆われ、この下毛と上毛の組み合わせによって、アルプス山脈の厳しい自然環境にも耐えることができるのです。
ジャイアント・シュナウザーは、飼い主やその子供たちととても仲よく過ごすことができますが、幼い子供にとっては少し元気がよすぎて手に負えないかもしれません。
家族を守るためであれば大胆に行動し、知らない人には警戒して常に距離を置いて接します。
また、他の犬達には攻撃的になる傾向があるようです。